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MediaLiveでライブ配信システムを構築する

ライブ配信システムの構成

映像データは下記のように流れる。

カメラ、マイク -> ローランドの映像ミキサー -> LiveShell X -> MediaLive -> MediaStore -> CloudFront -> 各プラットフォームのプレーヤー

この手順では、MediaLive、MediaStore、CloudFrontの設定について行う。

このうち、MediaLiveには

  1. インプット( LiveShell X からの RTMP を受け取る )
  2. チャンネル( 映像データをエンコードする ) で構成されている。

またMediaStoreはストレージで、MediaLiveでエンコードされたデータを保存する領域になっている( MediaLive だけでは映像を保存できない、かならず別の保存する領域に転送する必要がある )

CloudFrontは大規模配信で使われるCDNで、 複数ユーザにキャッシュを見せる事で、MediaStoreの負荷を下げるために用いている。つまりCloudFront無しでも配信は可能だが、CloudFront無しだとライブ授業のユーザー数には耐えられないため、導入しておいた方がよい。

MediaStore( 映像チャンク置き場 )を作る

MediaStoreは「MediaLiveでエンコードされた映像のチャンクを置く場所」として必要( MediaLiveにはストレージが無いので、別途つくる必要がある ) MediaLiveを作る際にMediaStoreのアドレスを指定する必要があるので、事前に作成する。

チャンネルを作成する

MediaLiveで映像データをエンコードするチャンネルを作成する

管理画面 からログイン

設定例

入力名: dev 入力タイプ: RTMP (プッシュ) Network mode: Public 入力セキュリティグループ: 既存の使用、0.0.0.0/0 入力の送信先: SINGLE_PIPELINE

  1. [チャンネルの作成] をクリック

  2. ( その環境にMediaLive用のロールが無ければ作る必要があるので )テンプレートからロールを作成する

チャンネルテンプレートは[ Live Action ]をベースに作成する事にした。 ( このテンプレートの内容は時代によって変わるようだ。以前よりテンプレートも増えているし内容も異なる )

[ Channel class ] は [ SINGLE PIPELINE ]を選択する。 標準では[ STANDARD ]になっているが、正しく冗長化を試みるとなると、インターネット回線を2つ用意するような話になるので、シンプルに[ SINGLE PIPELINE ]で設定する。

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MediaLiveでテンプレートから作製する

AWSメディアサービスで 動画配信のパラメータを変更して検証するの… 超面倒。

そもそも、都度チャンネル作らなきゃならない設定はなんなの。辛み。 CLIから作りたくなってきた。aws-cliをアップデートするとメディアサービスも使えるようになります!

最初に aws-cliをアップデートする

pip install -U awscli

チャンネルidを取得する

先にチャンネルのIDを確認します。WebUIだと [ MediaLive ]->[ Channels ]->作成したチャンネルのラジオボタンをクリック->[ ID ]の所の数字をメモ

aws medialive describe-channel --region ap-southeast-1 --channel-id チャンネルid > channel_sample.json

CLIからだと

aws medialive list-channels --region ap-southeast-1

で取得できます

チャンネル設定を変更する

上記の describe-channel はユニークであるべきidやチャンネルごとに振られるIPアドレス、ステータスなども出力されてしまいますので削除します。

  • PipelinesRunningCount
  • EgressEndpoints
  • State
  • Id
  • Arn

既にある設定を削除する

注) 下記を実行すると、既にあるチャンネル設定が一つ消えます。高速に検証するため、チャンネル設定を消して作ってを行っていますが、サービスするようになったら変更する必要があるでしょう。

上記のチャンネルidを取得する方法を利用して、既存のチャンネル設定を削除しています。

aws medialive delete-channel --region ap-southeast-1 --channel-id $(aws medialive list-channels --region ap-southeast-1 | jq -r '.Channels[].Id')

jsonからチャンネルを作る

aws medialive create-channel  --region ap-southeast-1  --cli-input-json file://channel_sample.json

チャンネルをスタートする

aws medialive start-channel --region ap-southeast-1 --channel-id $(aws medialive list-channels --region ap-southeast-1 | jq -r '.Channels[].Id')

チャンネルをストップする

aws medialive stop-channel --region ap-southeast-1 --channel-id (aws medialive list-channels --region ap-southeast-1 | jq -r '.Channels[].Id')
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MediaLive+MediaStore+CloudFrontで手軽に動画配信

2018年初頭 ライブ配信基盤を AdobeMdiaServer から MediaLive によるライブ配信に切り替えました。 2020年以降ですとVimeo Liveが有力候補です。

背景

  • 動画配信システムだけで良いのでシンプルに立てたい( カメラの映像を手っ取り早くユーザに届けたい )
  • 必要なときだけ配信システムを立てて終了したい。
  • 似たような案件ができたときに、似たようなシステムをスピーディーに構築したい
  • 現状、EC2 で AdobeMediaServer 立ててライブ配信している
  • AdobeMediaServer のバージョンアップ? <- それに伴う検証したいか、というと検証工数を割きづらい…
  • その点、AWS 上のサービスなら、後から機能追加があったりする。
  • 今回は使っていませんが、CMAF 対応が追加された。機能追加の検証をクラウドベンダがやってくれて、我々はその時間をもっと別な事に使える。あるいは早く帰れてハッピー。
  • 逆に「我々は配信方法で独自のチャレンジをして差別化を狙うぜ」には向いてない(現状、弊社的にそこでチャレンジはしてない)その観点でのチャレンジは EC2 上で構築した方が様々な戦術がとり得る
  • 何か仕様変更に伴う負荷上昇(対応ビットレートの追加とか)に対する検証工数がビジネスに繋がりにくい

なぜ、MediaService?

  • AWS で費用をまとめられる。あとトラフィックが増えた場合、ネットワーク費用のディスカウントができるかもという。
  • lambda から配信システムの起動/終了とかできそう
  • Azure も魅力的に見える。ただ CLI や API での操作ってどうやるんだろうか、という調査に時間とられそうだった(その点、AWS なら手軽に CLI で操作できるのは知っていった)

システム構成

カメラ -> エンコーダー -> MediaLive -> MediaStore -> CloudFront -> Safari

CDN でコストを下げつつ、ライブ配信したい構成ですね。

それぞれの役割は

  • MediaLive: RTMP などカメラからの情報を受け付ける。目的の動画フォーマットにエンコードする。ただ、これ自体にはストレージ機能は無い。

  • MediaStore: CloudFront と経由するためのストレージ

  • CloudFront: MediaStore に貯められた

それぞれを構築する順序だが、MediaLive の設定で「どこに動画データを貯めるのか」という設定が必要なため、 MediaStore の設定から行う

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